今年の4月には1.4%あった長期国債の金利が今日1.0%台へ突入しました。
長期金利の対象である10年物の国債は個人で買える国債、『個人向け国債』の利率変動型のように半年に一度利率を見直すものと違い、発行された時点の金利がずっと続くものです。
あまりなじみのない話に思えますが、国債が発行されるとその金利はまず、銀行の貸し出しにまず影響し、次に企業の設備投資や住宅ローン金利に影響してきます。
また、株価にも影響を及ぼします。
基本的な理屈では、長期金利が下がれば、銀行の貸出金利は下がるので企業の設備投資や個人の住宅ローンの金利も下がり、株価も上昇となるのですが、今回の長期金利の低下はアメリカの現在の景気の状況を受けて下がったという話で、まずその日のうちに数字が変わって目に付きやすい日本の株価を示す日経平均株価は9382円と逆に最安値圏へ落ち込んでいます。
そういった意味でも今後の金利の変動が注目されます。
この金利は私達の家計にはどのような影響が出てくるのでしょうか?
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